アサイー

ブラジル原産のヤシ科の植物です。アマゾンの原住民が厳しい自然の中で生き抜くために食してきた、とても希少な果実。優れた栄養価から「スーパーフルーツ」とも呼ばれています。

植えてから2年ほどで実をつけますが、95％は硬い種で、可食部はわずか5％ほどしかないと言われています。

本場ブラジルでの主な食べ方は、ピューレ状にすり潰して、砂糖とファリーニャ（キャッサバ芋の汁を絞り炒ってフレーク状にしたものです）を混ぜて食べるそうです。

さて、優れた栄養価とは何か？赤道直下の強い紫外線と強烈な雨といった、非常に過酷な環境で育つため、実にポリフェノールが非常に豊富です。鉄分、食物繊維、カルシウムも多く含まれています。そして、１日で必要なアミノ酸、オレイン酸、ビタミンEまで含んでいるんです。

ポリフェノールはブルーベリーの１８倍、食物繊維はごぼうの３倍、カルシウムは牛乳の３倍、鉄分はほうれん草の２倍もあるんです。

いろいろと素晴らしい栄養価ですが、その中でも特に優れているのがポリフェノールです。抗酸化力を示すORAC値が非常に高いのが特徴です。

また良質のアミノ酸を含み、アミノ酸組成は食品の中で最も高いアミノ酸スコアと呼ばれてる玉子と類似しているそうです。

カルシウム、鉄をはじめ、マグネシウム、亜鉛、銅といったミネラルが数多く含まれており、ビタミンB1、B2、B6、B12などビタミンB群も含んでいるスグレモノです。

お肌にも嬉しい！美味しい栄養たっぷりのアサイー